加齢臭の発生原因-すぐに止めたい4つの要因と対策方法

 

加齢臭とは、体から発生する脂っぽいニオイのこと。その脂っぽいニオイの原因は皮脂の酸化です。

 

人間の皮脂腺から出る脂は年齢を増すごとに酸化していきます。そのため加齢臭を完全に防ぐことは不可能です。

 

いま愛用している石鹸・ボディーソープで体臭ケアができていると思いますか?

 

しっかり対策しているつもりでも、自分の体臭は自身では気付きにくいものです。

 

また加齢臭は男性だけのイメージが定着してますが、女性にも加齢臭はあります。誤った思い込みは危険です。いま一度、ご自身の体臭について考えてみましょう。

 

加齢臭を強くする要因を列挙

1.肉や揚げ物などの食事が多い

すこしでも加齢臭の原因を減らしたいと思ったら、「ノネナール」を発生させないためにも、からだの内側から対策をするのが健康的にもオススメです。

 

それには毎日の食事バランスが非常に大切です。

 

加齢臭は皮膚から分泌される皮脂が酸化したもの。この皮脂の酸化は、野菜や果物から摂取する栄養で加齢臭を抑えることにつながります。

 

好みの外食などで脂質の多いかたよった食事を摂取しがちですが、できるだけ控えることで加齢臭の発生にも影響が出てくるでしょう。

 

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2.ストレス

人はストレスを受けることで、活性酸素が生まれます。

 

加齢臭の原因のノネナールは、皮脂腺のなかで脂肪酸のパルミトオレイン酸と過酸化脂質が結びつくことで発生します。そのため酸化脂質をつくりだす活性酸素が増えることで、加齢臭をより強くしてしまいます。

 

皮肉なことですが、日々強いストレスを感じる人が活性酸素の量を増やし、加齢臭を強くしてしまう結果となってしまうのです。

 

そのため、できるだけストレスをためない生活を求め改善していく必要があるでしょう。

 

3.汗をかく機会がない

仕事に追われる生活を送る人ほど運動する機会がなく、エアコンがきいた部屋に長時間いる傾向があります。

 

こういった環境も体臭にとってよろしくありません。

 

あまり汗をかかないでいると、汗をかく汗腺の働きがだんだん鈍くなってきます。

 

汗腺の働きが鈍くなってくるとベタベタとした汗をかきやすくなり、臭いも強くなっていきます。

 

汗の臭いは皮脂の臭いと混ざるため、食生活が乱れている人ほど強い臭いを発することにつながります。

 

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4.たばこやお酒がやめられない

 

ストレス軽減のため、たばこを吸っている人も多いかと思います。

 

しかし、たばこは百害あって一利なしといっても過言ではありません。

 

じつはタバコにはニオイの成分が4,000種類もあると言われています。

 

その成分の主体となるのは、

  • アセトアルデヒド
  • アンモニア
  • 硫化水素
  • ニコチン

といった極めて脱臭しにくい成分たち。

 

なかでもアセトアルデヒドは臭いだけではなく、活性酸素を増加させる物質です。

 

タバコは副流煙だけでなく、体臭面としても周囲の人にも迷惑をかける原因にもなります。体臭のみならず健康にも影響するのが喫煙です。考えてもみれば値上げばかりしてタバコ自体の値段も高いし「吸っている時間」も勿体無いです。

 

お酒も体臭を強くしてしまう原因のひとつ。その要因とは発汗の促進によることと、アルコールを肝臓で分解したときにニオイの強い物質に変わってしまいます。

 

かるくたしなむ程度のお酒はストレス軽減にはいいですが、飲みすぎることでかえって体臭を強くすることにもつながります。

 

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ゴシゴシ洗いは加齢臭を強くする原因

 

からだについた皮脂や汗は毎日のお風呂で落とすのが最も簡単で効果的な方法です。

 

しかし、いくら体をゴシゴシ洗ったからといって、まったく臭いがしなくなるというわけでもないですよね。

 

体を強く洗いすぎるのは皮脂分泌を過剰にすることにつながるため逆効果です。

 

まずは加齢臭の原因となる皮脂の分泌を抑える洗い方やケア方法を知る必要があります。

 

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