体臭防止には、動物性脂質の摂取を控え、皮脂の酸化を抑えるためには抗酸化ビタミン、ファイトケミカル(ポリフェノールなど)をきちんと摂取することが体臭を対策するうえで基本の方針となります。
そのほかに体臭を対策するためには、たんぱく質の摂り方を見直すことによりさらに体臭を防止する結果になります。
肉より魚 魚より大豆の食生活
たんぱく質とは三大栄養素と呼ばれ、私たちが生活していくうえで欠かせない栄養素。
普段の食生活でたんぱく質を摂取するには
- 肉類
- 魚介類
- 卵類
- 大豆類
- 乳製品
が挙げられ、中でも動物の肉は脂質も多く含まれており、魚介や大豆類に比べて代謝に多くの時間がかかるものとなります。
夜にお肉を食べると胃がもたれるのはそのためです。
体臭にとって代謝に時間がかかることは非常に問題なことであり、腸内の悪玉菌がこれらを分解することで臭い物質の
- アセトアルデヒド
- アンモニア
- インドール
などがたくさん作られてしまう要因になってしまうのです。腸内環境の悪化は体臭に直結してしまいます。
※動物性脂質と体臭の関係性についてはこちらの記事で解説しています。
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たんぱく質でも代謝に時間がかからないものを
肉(脂身が多いもの)を摂取することで余計な脂肪も摂ってしまうほか、代謝にも時間がかかってしまいます。
そのため健康や体臭の観点からみても控えておきたい食べ物です。
外食が多い方などはなかなか難しいかもしれませんが、たんぱく質を摂取するには肉食から魚、または大豆へと見直してみるのがいいでしょう。
さらに腸内環境を整えることで体臭予防となりますので事項にて見ていきたいと思います。
体臭を予防するために腸内環境を整えよう
腸内には100種類を超える常在菌が住みついており、善玉菌と悪玉菌がいます。
その働きを下の表でまとめましたので、参考にしてください。↓
菌の種類 | ビフィズス菌(善玉菌) | ウェルシュ菌(悪玉菌) |
イメージ | ||
役割 | 腸内の消化・吸収を助け免疫力を高める | 腸内のたんぱく質を分解し、有毒な臭い物質を作る |
好む食品 | 食物繊維を豊富に含む野菜、海藻、穀類を好む | 脂肪やたんぱく質を多く含む食品が大好物 |
ビフィズス菌などの善玉菌が増えることで体臭が落ちつき、逆にウェルシュ菌などの悪玉菌などが増えることで体臭が臭くなることにつながります。
なので善玉菌が好むような食品を摂取することが良いでしょう。
その食品は抗酸化作用を持つ大豆がおすすめです。
重要なポイント大豆には、抗酸化作用がある大豆サポニンのほか食物繊維を豊富に含む食品であるため、腸内環境を整えるのにはとても良いとされています。
なので体臭を気にするのであれば、動物性脂質の肉や乳製品などをできるだけ控えて、大豆を使った納豆や豆腐または味噌などを発酵食品などを積極的に摂取するといいでしょう。
ちょっと一工夫
豆腐などを食べる場合薬味を使うとさらにいいでしょう。
わさび、しょうが、ごま、ネギ、大根おろしなどは胃液の分泌を高めて血液を浄化してくれる作用があります。一時的に口臭が気になるかもしれませんが結果的に臭いを抑えてくれますので安心を。