加齢臭の抑制にメカブがいいってホント!?
メカブに含まれるフコイダン、ご存知ですか?
モズク・コンブ・ワカメ・メカブ‥などの海藻に含まれる滑(ぬめ)り成分の一つとされており、
- 肝機能向上作用
- 抗酸化作用
- 血液凝固阻止作用
- 美肌作用
〜と、健康維持において注目されているのがこのフコイダンです。
加齢臭対策として皮脂から発生するノネナールの発生を抑えることももちろん大切。しかし、体から出るニオイを軽減するには、血液中を循環しているニオイの原因を除去することも実は重要なことです。
食品で言うと、とくにメカブがその役割を担ってくれ、なおかつ、すぐに結果として出やすいと言われているスグレモノ。
人間の血液の中には、
- アンモニア
- 脂肪酸
- 乳酸
- 尿素
- ケトン体
- 重炭素
など体臭につながるニオイ成分が存在しています。
臭いは腸と肝臓の働きが大きく関わっており、正常に機能していないことによりニオイも強く発生することになってしまいます。
肝臓の働きが悪くなると
ニオイを無臭化する働きやニオイを分別する機能が悪化。ニオイ物質はそのまま血液に乗り、体内をめぐることになります。
腸の働きが悪くなると
腸内の細菌バランスがくずれ悪玉菌が増加。その結果、ニオイ物質を発生させることにつながります。口臭にも影響を及ぼします。
アルコールを日々多量に摂取している方は肝機能が低下しがちです。思い当たる方は飲酒量を控えるなど何らかの対策を検討することをおすすめします。お酒を飲まない方でも暴飲暴食に注意です。呑まないから関係ないとは言い切れません。
メカブに含まれているフコイダンの働き
メカブなどに含まれているフコイダンは体臭軽減にも良い成分であり、継続的に摂取することにより下記のような作用があります。
- アンモニアや硫化水素といったニオイ成分を包み込むことにより、その多くを便として体外に排出する
- 回腸の消化管粘膜を維持することによりニオイ成分が直接リンパ管から全身にまわるのを防ぐ
このようなメカニズムで体臭の抑制が期待できる事と思います。
どのくらいメカブを食べればいいの?
気になるのは1日の摂取量ではないでしょうか?その量次第では取り組むことすらやめてしまいそうな感じがしますよね。
メカブの効果的な摂取量は1日あたり100g(2パック程度)と言われています。そして1週間継続により血液内のニオイが正常なレベルまで下がるという実験結果もでているそうです。
メカブ2パックってちょっと多いなって感じた人も多いと思います。調理していないとなかなか毎日続けにくかったりするんですよね。そこで、メカブを使って簡単にできるレシピを紹介したいと思います。
メカブを使った簡単料理、実際に作ってみました
今回紹介するレシピは管理人が普段自炊する際に参考にさせて頂いているクックパッドさんから。体臭軽減作用のある食材が使われているレシピを中心に選びました。※クックパッドさんにはかんたんで美味しいレシピが沢山あります。今回は「めかぶ」に焦点を当て参考にさせていただきました。クックパッドさんのめかぶレシピはこちらです。
さてこのメカブですが、はじめて体臭目的としてメカブを買い、そのままのメカブを100g(2パック)毎日食べていました。
ブログの体験談にもなるし、いままでメカブを意識した食生活を送ってこなかったので、試しにそのまま食べてみました。いざ実践してみるとすぐに飽きがきてしんどかったのが正直な本音です。
‥で少し調べてみると、納豆好きな方はメカブとまぜて一緒に食べると一石二鳥になり、栄養価も高い良質な組み合わせに。※めかぶ納豆として有名ですね。
また、便秘解消や肝機能の回復、さらにはダイエット効果も期待が。
でもメカブ納豆ばかりでもすぐに飽きてしまうでしょう。よく作るメカブを使った料理を載せておきます。簡単にできるものなので、加齢臭など体臭が気になる方はぜひ参考に。
※料理の写真はお恥ずかしながら管理人が実際に自宅で作ったものを撮影しました。とてもかんたんに作れますよ。
めかぶとトマトのごま酢和え(2人分)
体臭軽減に良い成分
- トマト ビタミンC
- ゴマ セサミノール
- お酢 クエン酸
- メカブ フコイダン
調理時間7~8分程度
メカブ【味付けしていないもの】 | 1パック(40g~50g) |
トマト | 1個 |
あえごろも | |
おろししょうが | 小さじ1/4 |
白すりごま | 大さじ1 |
お酢 | 大さじ1/2 |
醤油 | 小さじ1 |
砂糖 | 小さじ1/2 |
手順
- トマトは一口大に切る。ボウルにあえごろもの材料を入れて混ぜる。
- 1のボウルにトマトとメカブを加えてあえる。
ボールに先に和えころもを作っておきましょう。それからメカブとトマトをあえるのがポイント。
メカブ豆腐(2~3人分)
体臭軽減に良い成分
- 豆腐 イソフラボン
- レモン汁 クエン酸
- メカブ フコイダン
調理時間5分程度
メカブ | 2パック |
豆腐 絹 | 100g程度 |
長ネギ | 5cm程度 |
カツオ節 | 1パック(3g) |
ポン酢 | 大さじ1~2 |
※レモン汁 | 少々 |
※おろし生姜 | 少々 |
手順
- メカブを混ぜて粘りを出す
- そこに長ねぎのみじん切り(さらしておくとよい)カツオ節、ポン酢、おろし生姜、レモン汁と豆腐を崩しながら入れる。
豆腐は崩しながら入れると混ぜやすいです。
まとめ
体臭がうまくケアできない理由のひとつに日々の忙しさもあるかと思います。忙しく疲れて帰ってくるので調理する暇も気力もなく、ついつい外食に頼ってしまう。そのため食べられればいいというバランスの悪い食事になってしまう。
今回紹介したレシピは大掛かりなものではなく、手順もかんたん、すぐできるもの。普段の食事に一品追加する程度で摂取できます。
まずは一週間程度続けてみて、実感できるようであれば、量をすこし減らしてもいいかと思います。なるべく長く続けるのがコツです。工夫して摂取するようにしましょう。