頭皮のベタベタからくる臭い対策方法は?シャンプーで改善できる?

頭皮の臭い

毎日きちんとシャンプーであらっているのに、時間が経つと頭皮がベタベタしたりフケが最近多いように感じる。フケ症や脂性肌は体質だからと思っていて放置してはいませんか?

 

対処せずにいると、頭皮が炎症したり臭いが発生しさらには脱毛の恐れまであります。そのため予防・対処はできるだけ早めにおこないたいものです。

 

そこでこのページでは悩ましい頭皮のベタベタからくる臭いやフケの予防・対策方法をまとめました。

においやすい頭皮の状態は?

頭皮環境

頭皮がにおいやすい状態は何らかの原因で皮脂の分泌が多くなってしまっており、髪も頭皮もべたべたとした状態です。過剰に分泌した皮脂は空気中の酸素によって酸化されより強いニオイを発生してしまいます。

 

もちろん頭部がべたべたしている状態であればフケが発生しやすく、見た目的にも不潔に見えてしまうかもしれません。人との距離が近くなるエレベーターや電車・バスなどはその見た目だけでなく臭いも軽視することはできません。

 

見た目にも臭いにもよくない脂性フケ

脂性フケとは頭皮の皮脂が過剰に分泌された際に発生し、通常のフケよりも皮脂を多く含んでいるためフケ同士がくっついた塊のようになっています。

 

ブラシを使う際は間にフケがこびりつきますし、鏡を見ると確認できるくらいに目立つものになっています。

 

脂性フケの原因とは?

主にその要因はストレス過多や睡眠不足、油物の摂りすぎによることなど普段の生活習慣が原因とされています。

 

目立つような大き目なフケには皮膚の常在菌である真菌(カビ)も関係しています。

 

真菌は頭皮から分泌する皮脂がエサとなっているため頭皮脂が増えるほど増加の傾向にあります。

 

また真菌はカビであるため湿気を好みます。

 

そのため洗髪後などの髪が濡れた状態でいることは菌が繁殖しやすい状態となります。そのため髪をしっかりと乾かすということは髪自体の傷みや臭いの付着を防止できるだけでなく、頭皮環境を整えるためにも必要なことといえるでしょう。

 

悪化すると脂漏性皮膚炎にも?

脂漏性皮膚炎は皮脂をエサと好む真菌マラセチア菌の異常繁殖によって起こる症状になります。

 

その初期症状は皮脂の分泌が多くなることにより、頭皮付近に大きなフケができ頭部のベタベタが気になってきます。さらに進行すると毛穴に詰まった皮脂が酸化し臭いがするようになってきます。

 

臭いだけでなく脱毛の原因にもなりかねません。脂漏性皮膚炎は皮脂の分泌のピークを迎える中年の男性に多く見られます。

 

油物を多く摂取してなおかつストレスも多い。そういったかたは注意が必要といえるでしょう。

 

脂漏性皮膚炎はシャンプーで治るの?

シャンプー選び

脂漏性皮膚炎が進行した状態ではシャンプーを変えただけでは完治は困難といわれています。

 

きちんとした完治を目指すのであれば早めに皮膚科に通うのが最善といえるでしょう。

 

頭皮がベタベタする、脂性フケが多くなってきたと感じるのでは、現在使用しているシャンプーが自身にあっていない可能性があります。

 

脂漏性皮膚炎は細菌や真菌(カビ)が原因とされている頭皮の炎症によるものです。そのため抗真菌剤などのミコナゾール硝酸塩を含んだシャンプー「コラージュフルフル」などが脂漏性皮膚炎にはおすすめといえます。

 

コラージュフルフルは製薬会社より開発された商品となっており毎日使用することで、予防効果が期待できる商品となっています。

 

また肌に負担をかけたくないからとお湯のみで洗髪をする方もいるかもしれませんが、脂性フケや脂漏性皮膚炎が進行している場合は頭皮を清潔に洗うことができないためおすすめできる洗髪方法ではありません。

 

頭皮脂の分泌量は日常生活から

頭皮の過剰な皮脂分泌は普段の日常生活からくるストレス過多や睡眠不足、刺激物や油ものなどを過剰摂取などが原因となります。そのため生活習慣を変えることで予防が見込める症状になります。

 

そのことから脂漏性皮膚炎は慢性化しやすく、頭皮環境を清潔に保つためには抗真菌剤を配合されたシャンプーを使用することは、日ごろから頭皮環境を整えることにつながり発症の予防・改善へとなるでしょう。