
デオコはCMなどで女優さんを起用していることもあり、オトナ女性に向けたボディソープだということが広く認知されてきました。
対する柿渋の製品だとなんとなく高齢者向けみたいなイメージがしませんか?ドラックストアなどで購入する際デオコよりも少なからず抵抗があるのは管理人だけではないはず。
どの商品もイメージが重要ですし、知らない商品でも実際に使ってみたらすごく良かったとか、イメージと全然違ったという商品はよくあることですよね。柿渋商品はCMで見かけるものもあまりないですし、案外知る人ぞ知る加齢臭対策商品となっています。
当サイトは数多くの柿渋製品を使用してきました。もちろん商品によっては消臭効果が分かりにくいものもありますが、きちんとしたものを使えば柿渋製品はしっかりとニオイ対策ができると実際に使って感じています。
そこで今回はデオコと柿渋を含んだボディソープの良いポイントを挙げていきたいと思います。柿渋製品は当サイトでもレビューしているオススメなボディソープ「柿のさち」を使っていきます。
柿渋の期待できる効果って?
まずお互いの商品を比べる前に柿渋の効果からまず触れていこうと思います。
柿渋は天然の防腐剤、脱臭剤として古くから使われてきた天然の成分。柿渋の皮の表面にはポリフェノールが非常に多くふくまれており、ワインのポリフェノールよりもなんと10倍以上もあるとされています。
その柿渋に含まれているポリフェノールには、タンニンという強い抗酸化作用のある成分が加齢臭の原因となるノネナールを大きく減少してくれます。つまり体の皮脂の酸化をタンニンがしっかりと抑えてくれるわけです。

デオコと柿のさちの消臭成分でみると…
クリックすることでそれぞれの成分をご覧になることができます。
デオコの成分表 有効成分】 イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸 【その他の成分】 カオリン(白泥)、薬用炭、ビタミンCリン酸Mg、ラウリン酸、POEラウリルエーテル酢酸Na、ミリスチン酸、PG、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、水酸化K、パルミチン酸、粘度調整剤、ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、酸化Ti、メントール、EDTA-2Na、アルギン酸Na、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、水酸化AI、フェノキシエタノール、香料 ロート デオコ薬用ボディクレンズより 柿のさちの成分表 【有効成分】イソプロピルメチルフェノール 【その他の成分】K石けん用素地、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、濃グリセリン、EDTA-4Na、ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム液、エタノール、l-メントール、カキタンニン、グリシン、クエン酸ナトリウム、硫酸亜鉛、セタノール、無水ケイ酸、紅茶エキス、アスパラサスリネアリスエキス、チャ乾留液、ブドウ葉エキス、ドクダミエキス、メリッサエキス、タンニン酸、ユーカリ油、赤106、黄203、無水エタノール、1,3-ブチレングリコール、pH調整剤、香料、塩化ナトリウム、EDTA-2Na マックス 柿のさち公式HPより
まずデオコと柿のさちは医薬部外品であるためどちらもイソプロピルメチルフェノールと呼ばれる有効成分が含まれています。その働きは皮膚の表面にとどまることにより雑菌の繁殖を防ぎ臭いから守る役割をしてくれます。
また消臭成分でみていくと柿のさちのほうが数多くの消臭成分が複数含まれています。その数なんと7種類。

デオコと柿のさちのそれぞれの消臭成分をピックアップしてその働きをまとめてみました。
- 薬用炭
デオコの消臭成分は薬用炭のみ
薬用炭は炭の表面の大小の穴にニオイ物質などを吸収します。今では加齢臭ボディソープなどでもよく使用されている成分となっており、市販されているもので挙げるとデオコと同じロート製薬のデオウなどに配合されている成分となります。
- 柿タンニン
- 紅茶エキス
- ブドウ葉エキス
- アスパラサスリネアリスエキス(ルイボス)
- チャ乾溜液
- タンニン酸
柿のさちは豊富な消臭成分
これら複数のタンニンが含まれていることから、加齢臭の原因とされている加齢臭の「ノネナール」を包み込み無臭化させる働きをします。
ポリフェノールが持つ消臭効果のイメージとしては、網に例えられるとされています。
柿のさちには上の図の通りタンニンが7種類含まれています。となれば7通りの網があり、様々な臭いを包み込んで無臭化してくれる働きをしてくれるのです。
柿のさちは消臭成分として非常に優秀なボディソープと言えるでしょう。
デオコと柿のさちの特徴は?
肌の仕上がりは全く異なるものとなっておりその特徴をそれぞれ挙げてみました。
- ビタミンC誘導体により古い角質を取り除き白い肌へ
- 年を重ねるにつれて減少する若いころの甘い香り(ラクトン)をまとう
- 肌荒れなどを防止するグリチルリチン酸ジカリウム配合
デオコの注目ポイントはラクトンの香り
デオコの注目するポイントはラクトンの香り。
30代ごろから大きく減少するとされる「若い女性特有の甘い香り」を洗いながらまとうことができるという特徴があり、実際に洗ってみたところ、ピーチとココナッツが混ざったような香り?がかなり長い時間まとうことができると実感しました。
そのためまた美肌の効果が期待できるビタミンC誘導体を含んでいる点もポイント!
まさに30代以上の女性に向けたボディソープといえますね。
- 柿渋の消臭効果により加齢臭「ノネナール」を96.9%消臭※1
- 特許成分のグロブルにより魚臭や尿臭まで消臭
- メントールを含み洗いあがりの肌がさっぱり
柿のさちはタンニンの消臭力がポイント!
柿のさちの注目ポイントは柿タンニンによる高い消臭率にあります。
柿のさちの公式HPにもありますが、加齢臭の原因となるノネナール除去率は96.9%となっており、体についたいや~なニオイをしっかりとリフレッシュしてくれます。
また特許成分のグロブルにより加齢臭・ミドル脂臭だけでなく魚臭や尿臭まで消臭率が高くなっています。ですので体臭に悩むかた男女関係なく幅広い層に使用できるボディソープとなっています。
デオコと柿のさちの洗いあがりの特徴は?
洗いあがりの肌もボディソープを選ぶうえで重要な部分ですよね。そこで実際に使用した感想を順にご覧ください。
- しっとりとした洗いあがり
- ラクトンの香りを長時間まとう
デオコの洗いあがりの肌は若いころの香りを長時間まとう
デオコは泡立ちが良くもっちりとした泡で優しく肌を洗えます。洗いあがりの肌はしっとりツルツルとしています。ラクトンの香りは自身の体温が上がるにつれてかなり際立つといった印象です。
香りの広がり具合ですが、車の中などの距離だとその香りを感じるくらい結構主張が強め。
ワキガ体質な方だと臭いが混ざってしまうため、スプレーやクリームなどを使用するなりの対策が必要かと思います。
- メントールでさっぱりとした洗いあがり
- 若干シトラス系の香りをまといそのあと無臭へ
柿渋の高い消臭力とさっぱりとした洗い心地が夏にぴったり
メントールが含まれているということで、さっぱりとした洗い心地です。またボディソープの爽やかなシトラス系の香りが香水のような香りで洗っているときに癒されます。
香り自体はそれほど1時間もすればほとんどしませんし、きちんと汚れを落とせるうえ柿渋などの保湿成分で高い消臭効果が実感できます。しっかり汚れを落として無臭を好むという方には特におすすめなボディソープと言えます。
それぞれどんな方におすすめなのか?
- 香りをまとうボディソープが好き
- 汗のニオイが気になる
- ラクトンの香りで印象を変えたい
- 30代以上の女性の方で体臭が気になるという方
- 加齢臭・ミドル脂臭が気になる方
- 脂質の多い食事が好き
- さっぱりとした洗い心地が好み
- 香りをまとうというより無臭がいい
お互い加齢臭向けの商品でありながら含まれている成分から洗いあがりの肌まで全く異なる商品です。この2つのボディソープは対象的な商品であることから、好みが大きく分かれます。
もちろん番人受けする化粧品がないように、ボディソープもそんなことはありません。
ただ一つ言えるのはお互い加齢臭向けでありそれぞれ人気商品。ですのでこちらの記事を参考にしていただきしっかりと加齢臭対策をしていただければと思います。
今回使用したボディソープのレビューはこちらからご覧になれます。
⇒柿渋ボディソープは効果ある!?柿のさち使用レビューと最安購入法