サプリメントを飲む前に知っておきたい５つのこと

サプリメントはなんだか薬を飲むような感じがして抵抗のあるかたもいるのではないでしょうか？

薬とサプリメントの違いといえば、どんなものが挙げられるか考えてみましょう。

例えば、お医者さんに通い患者の症状を確認して処方されるのが薬。市販されていて消費者自身が自分の体調に合わせて購入するのがサプリメント。そういったことは誰もが知っていること。

しかし、サプリメントをもうすこし詳しく知ることで考え方も変わると思います。

そこで、同じような形状をしている薬とサプリメントを比較して、サプリメントが私たちの体にどのように働くのかを見ていきたいと思います。

薬とサプリメントの違いは！？

薬とサプリメントの違いをわかりやすいところ5つ挙げてみました。

1.薬とサプリメントの原料について

まず薬とサプリメントは形状に関して似ていますが、使われている原料がまるで異なります。

薬の場合

• 石油等からの化学合成から作られている

サプリメントの場合

• 主に天然のハーブや食品及びその抽出物から作られている

2.身体に対する働きの面での違いはなに？

薬の場合

• 特定の部位の特定の症状を化学物質によって抑えるもの

サプリメントの場合

• 体が持つ回復機能を栄養素によってサポートする
• 身体全体に効果が及ぶもの

3.即効性の有無は？

薬の場合

• 特定の症状に対して短期間で効果が出ることが期待されている

サプリメントの場合

• 本来身体が持つ回復機能をサポートするものであり、即効性が期待されるものではない

4.用法の違いは？

薬の場合

• 健康的な身体にとっては、必要でない薬を摂取することにより体に悪影響を与えてしまうものもある
• 目的が達せられれば止めるものであり、一時的に服用するもの

サプリメントの場合

• 食事と同様継続的に摂取することを前提として作られている

• 栄養素は常に体内で消費されているのでサプリメントを摂取することにより、継続的に効果を実感できる

5.副作用の有無は？

薬の場合

• 副作用がつきもの

サプリメントの場合

• 副作用がない

• サプリメントは食品であるため食べ合わせや飲み合わせのように注意が必要

以上の5つが、身体に対する働きでみたときに違いとして挙げてみたものです。副作用の心配がないサプリメントになるわけですが、その効果はどんな方に実感できるものなのでしょうか？

サプリメントはどんな人に効果があるの！？

サプリメントは人の身体が本来持つ回復機能をサポートするものです。そのため効果が実感できるまで時間がかかるものになっていますが、誰にでも実感できるものと言えるでしょう。

しかし、私たちの身体は水と栄養素で出来ていますので、常に栄養素を必要としています。そのように考えると栄養素の供給源である食事やサプリメントは、健康維持において必要なものとなるわけです。

年齢を重ねるにつれて身体の機能や仕組みも変化します。老化の原因や加齢臭の原因ともなるのは活性酸素が多く発生することによります。

また、加齢とともに栄養素の吸収力は落ちていきます。

そのため、食事で摂り切れない必要な栄養素をサプリメントで補うことは非常に効率的な手段といえます。

まとめ

サプリメントは薬とは違い、人がもっている体の回復機能をサポートするものです。

そのため、薬のようにすぐには効果が現れるものではありません。ですが、継続して摂取することで誰にでも実感へとつながるものになっています。

またサプリメントは食品であり、副作用のつきものな薬とは異なります。ただし、普段の食事のように食べ合わせや飲み合わせなどは注意が必要となります。

サプリメントは自身で必要な栄養素を決めて飲んでいく形となります。そのため自身になにが不足している栄養素なのかをよく知らべてから選ぶようにしましょう。